砂時計が沈黙した日

あとがき

長かった。

「部外者亜紀と雅也の話」と「預言者チカコの話」をUPしたのは12月13日。

その時すでに「うわー、結構長編になるなぁ」と心ひそかに思っていました。

長編辛っ!!

今まで長編をPCに向かって読むのは結構辛くてあんまり読んでなかったのですが
(すんません)

書くのがこんなに辛いことだったとは!!

これからは短編書きでいこうと今後の方針を固めてみました。

ってか他の人に比べると全然長編じゃ無いわな。







さてさて、この「砂時計が沈黙した日」
実は、全部ばらばらに考えていたものだったんです。

自分が考えるのは「世界が終わっている話」だなぁということでくっつけてしまったという(笑)

まず最初に浮かんでいたのは壱太と女神の話。とある場所のお題小説で初めてのお題が

「砂時計」

ということなのであのお話を作ってたんです。

(使いまわし)

でもラストがちょっと違いますね。
最初に発表した時のタイトルは「砂時計の摂理」だったんですけどそのバージョンだと壱太君は希望を持って生きていきますが今回はあんな形になっていますね(笑)

しかし「砂時計の摂理」のノリで書いてたので、最終話近くで出てくることを考慮したら、壱太君希望持って生きてもらっちゃ困るよ?ってわけで、いっぺんラストを書きなおしてしまいましたよ。

サブタイトルに「ダンデライオン」使いたかったんだけどなぁ。。。

 

そして白亜とレドノの話。
これは本来漫画用に描こうと前々からあたためていた作品だったんです。

終わった世界で大剣持った少女が「天国」を目指して旅立つ。

と言ったもの。基本的な事は変わっていませんが、

「預言者」がいない、「先輩」出てこない、天国に行けたかどうかは出さない(旅の途中まで)

と言った、「放浪者白亜の話」までしか考えて無かったんですよw

(ところで人肉をくらうとか倫理的にいいんでしょうか。生きるためだから仕方なく出しましたけど)

そしてどうにかしてその話をつなげちゃろうという考えを思いついてしまいまして。

それなら

「世界が終わる前」「世界が終わる時」「世界が終わった後」

という構成にしてみよう、ってなわけで「預言者チカコの話」が生まれました。

というか、「預言者チカコの話」を思いつかなかったらこの話は成立してなかったです。

これまた偶然に出来たものだったのですが

「今起こっている何気ない事が世界が終わる予兆だってことがわかったら怖いよなぁ」

と思った事があったので、「預言」を受けてしまう少女の話が出来ました。

チカコの話はわりかしすんなりとできましたね。
なんというか

唯一構成に納得できた

といいますか。

唯一いい味出していると言うか。結構重要なポジションに着いてもらいました。

「預言者」だしぃ〜ちなみに「予言者」じゃないところがミソ。
後半白亜は勘違いしてますけど。

「亜紀と雅也の話」「雅也と亜紀の話」も「砂〜」を作るにあたって書き下ろしました。(とかいいながら「亜紀と〜」の方は某所で発表済みだったりw「砂〜」のことは全く伏せて発表)

ちなみに白亜と亜紀の名前は某ベストセラー小説より。(白亜は出てこないけど)

白亜紀(自爆)

 

プロローグ書いてる時期とそれを読んだ時期が同じだったのです。

(考えるのがめんどうだったとかそういうのでは決して無いですよ?)

さて、色々ツッコミどころ満載な砂時計が沈黙した日。

(たとえばなんで西の方に行くのに2年もかかったのかとか、
食料もつのかとか、着替えはどうしてるのか、とかそんな簡単に人狂うのかとか)

まぁそれは置いといて。

(いや、まずいだろう)

なんか言い訳がましい後書きですね。

そして何より長らくお待たせいたしました。

やんわりとした催促や明らかにいやがらせ的な催促というかもう督促やら

本当に温かく見守っていただきありがとうございました。

これにて「砂時計が沈黙した日」は完結です。

でももうこの後に書きたい作品やら書かなくてはならない作品がぎゅう詰めで休んでられません
というか

この後書きを書いている数時間後には

電卓検定です。

そして数週間後は

学年末試験です。

(鬱)

がんばります。

感想くれると嬉しいです。

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